設計原理に基づくソフトウェア階層化支援手法
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概要
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オブジェクト指向ソフトウェアのクラス群を再構成しついでそれらを階層化することにより、設計原理に基づくソフトウェア構造を実現する手法を提案する。この手法は2段階からなる。第1段階では、ソフトウェアをクラス要素(属性、メソッド)をノード、それらのアクセス関係をエッジとするグラフで表現する。さらに、そのグラフにグラフクラスタリングを適用しクラス要素を高凝集・低結合なまとまり(クラス)に再構成する。第2段階では、再構成されたクラス群を上位層と下位層に分け、上位層から直接利用されるクラスに対し、インタフェースと実装の分離を適用し、階層構造を導入する。提案手法の妥当性を検証する為に、中規模のJavaソースコードに本手法を適用し、手法適用前、適用後のソフトウェアメトリクスを測定した。結果として、改善効果を確認した。
- 2011-02-28
著者
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