サービス・イノベーションへの新たな取り組み : 生活者起点の価値共創(<特集>サービス・イノベーションとORの視点)
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概要
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社会と産業のサービス化に対応して,サービスサイエンスやサービス・イノベーションの取り組みが広がっている.しかし,サービスそのものの定義や領域,その背景にある時代認識やサービス・イノベーションへのアプローチはさまざまである.従来型の産業・行政,学問サイドからのシーズベースの取り組みが行われる中で,生活者側のニーズを起点に,需給双方や企業間の新たな連携をベースにした価値共創の取り組みも広がりつつある.本稿では,サービス化の流れを,サプライサイド中心の経済活動や,経済活動下でのグッズドミナントロジックからサービスドミナントロジックへの変化として捉えるだけではなく,生活者起点の価値共創型アプローチによる,非営利活動をも含めた企業価値,社会的価値の追求として捉え,新たなパラダイムシフトとして位置付けている.従来型の産業社会の外に,新たな世界が広がりつつあり,企業活動もサービス化の深まりとともに,より社会性を増し,新たなイノベーションが生まれつつある.
- 2011-08-01
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