5-1 木造住宅が高密で建つ中心市街地における伝統的防火対策 : 新潟市湊町通地区を事例として(トピックステーマ「災害に強い都市と建築」,計画系)

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概要

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新潟市中央区湊町通地区において、伝統的防火対策が町内レベルと建築レベルでどのようになされてきたのかを明らかにした。湊町通地区の町の範囲の中心には表通りがある。そこから小路の方向に町の範囲が広がり、堀があった裏通りが町の境界となっている。小路が表通りと裏通りをつなぎ、町の単位を明らかにしている。表通りと裏通りは延焼防止対策、消火対策、避難対策の観点から重要な意味をもつ。小路は日常のアプローチになると同時に緊急時の避難通路となる。町家、長屋、工場の場合も小路と同じ方向に避難通路を確保するような建て方がなされている。
2011-07-10

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