光通信量子暗号Y-00の相関攻撃に対する耐性の実証(コア・メトロシステム,光アクセスシステム・次世代PON,ブロードバンドアクセス方式,(広域)イーサネット,光伝達網(OTN),高速インターフェース,アナログ光伝送,量子通信,一般)
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概要
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Yuen 2000 (Y-00)プロトコルは物理的な雑音と擬似乱数の効果を用いて,光通信のためのデータ暗号化システムを可能にする.このデータ暗号化システムは光通信量子暗号と呼ばれる.光通信量子暗号の送信機は擬似乱数発生器と多値の光信号変調器を有しており,これらを結びつけるために擬似乱数パターンを送信基底番号に変換する対応規則が用いられる.そうした対応規則を適切に設計することで,相関攻撃への耐性効果が生まれることが清水らによって指摘されている.本稿では不規則写像と呼ばれる対応規則にシンプルなランダム化法を組み合わせることで,相関攻撃に対して光通信量子暗号が耐性を持つことを実証する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2011-01-20
著者
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