自発的表情における表出テンポとリズムの解析一過性ストレスが表情に与える影響(この論文は研究会登録者以外の方は購入できません)
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概要
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本研究では,表情とストレス状態の関連性を明らかにするために,表情の表出テンポとリズムという枠組みを提案する.特に自発的な表情表出の繰返しにより生成される覚醒度の時系列変化に着目し,心理的ストレスが表情の表出プロセスに与える影響を解析する.ここで,自発的な表情とは,人間が自ら進んで発する表情と定義する.本研究では,無表情から表情表出を経て無表情に戻る覚醒度の時系列変化を 1 テンポ,テンポを複数回繰り返したものを 1 リズムと定義する.Left to Right 型の隠れマルコフモデル HMMs(Hidden Markov Models) を用いることにより,覚醒度の時系列変化から表出テンポとリズムを取得する.表出テンポとリズムは,心理的ストレスの中でも外部刺激に伴う一過性ストレスに強く影響を受けると考えられる.評価実験では,被験者 20 名に対して平常状態,快刺激を与えた状態,不快刺激を与えた状態の表情画像データセットを取得し,各被験者の表出テンポとリズムを抽出し解析することにより,一過性ストレスが表情の表出に与える影響を考察する.
- 2011-08-29
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