通常学校において医療的ケアを要する子どもをケアする看護師が認識している教諭との協働
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概要
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通常学校の医療的ケアを要する子どもをケアする看護師と教諭との協働の実態を看護師の認識から明らかにする目的で、通常学校で医療的ケアを要する子どもをケアする看護師11名に半構成的面接を行った。面接内容を質的帰納的に分析した結果、《看護師のおかれている状況》《看護師としての軸となる考え》《状況にそう》《看護の力を発揮する》《協働の感覚》の5つのカテゴリーを抽出した。通常学校で医療的ケアを要する子どもをケアする看護師は、《看護師のおかれている状況》で、《看護師としての軸となる考え》をもとに、《状況にそう》、《看護の力を発揮する》中で、《協働の感覚》を得ていた。《看護師のおかれている状況》、《協働の感覚》のサブカテゴリーの内容より、教諭との協働に向けて、通常学校における医療的ケアを要する子どもをケアする看護師の役割の明確化、教諭と看護師の情報・意見交換の場の設定が必要であること、看護師と教諭の日々のコミュニケーションが大切であることが示唆された。
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