ニーオルスンにおける成層圏エアロゾルと北極PSCのゾンデ,ライダー観測
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概要
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エアロゾルゾンデとライダーを用いた成層圏エアロゾルの粒径分布,空間分布の観測を2002 03年と2007 08年の冬季に行った.2002 03年冬季は,ライダーにより10-15 kmの高度域で高い偏光解消度をもつエアロゾル層を検出した.その高度域で,エアロゾルゾンデ観測から導出したエアロゾルの有効半径は比較的大きい値(0.17-0.24 μm)を示した.気温は極成層圏雲が存在可能な温度よりも非常に高く,有効半径も大きいことから,エル・レベンタドール火山起源のエアロゾルの可能性が強いと思われた.2008年1月9日にライダーで観測した極成層圏雲の固体粒子と液滴粒子の温度履歴は,ほとんど同じ温度変化を示し,両者の違いは見られなかった.極成層圏雲の時間変化(空間分布),トラジェクトリー解析の結果から,グリーランドのような標高の高い地形効果による重力波等の影響により,小さい温度擾乱を受けた可能性を示唆していた.
- 2010-12-28
著者
-
柴田 隆
名大
-
林 政彦
福岡大学理学部
-
白石 浩一
福岡大学理学部地球圏科学科
-
藤原 玄夫
福岡大学理学部地球圏科学科
-
柴田 隆
名古屋大学環境学研究科地球環境科学専攻
-
Neuber Roland
Alfred Wegener Institute for Polar and Marine Research
-
藤原 玄夫
福岡大学理学研究科地球圏科学専攻
-
白石 浩一
福岡大学理学部
-
岩坂 泰信
金沢大学フロンティアサイエンス機構
-
林 政彦
福岡大理
-
林 政彦
福岡大学理学部地球圏科学科
-
ゲルナント H.
Alfred Wegener Institute For Polar And Marine Research
-
Neuber Roland
Alfred Wegener Institute For Polar And Marine Research Research Unit Potsdam
-
岩坂 泰信
名古屋大学水圏科学研究所
-
Hayashi M
Solar-terrestrial Environment Laboratory Nagoya University
-
柴田 隆
名古屋大学
-
林 政彦/長田
福岡大学理学部地球圏科学科/名古屋大学大学院環境学研究科/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所/山梨大学大学院医学工学総合研究部/佐賀大学理工学部/情報・システム
-
白石 浩一/柴田
福岡大学理学部地球圏科学科/名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻/福岡大学理学部地球圏科学科/福岡大学理学部地球圏科学科/金沢大学フロンティアサイエンス機構/
-
林 政彦/松本
福岡大学理学部地球圏科学科/福岡大学理学部地球圏科学科/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所/金沢大学フロンティアサイエンス機構
-
柴田 隆
名古屋大学環境学研究科
-
岩坂 泰信
金沢大・フロンティア
-
林 政彦
福岡大学理学研究科地球圏科学専攻
-
岩坂 泰信
金沢大学
-
岩坂 泰信
金沢大
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