物体の影からの光源推定を用いた複合現実感の生成(学生研究発表会)
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概要
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本稿では,光学的整合を必要とする複合現実において,既知物体が作る影の情報から光源位置を推定する手法を提案する.正確な光学的整合の実現には,鏡面球に映り込む画像を取得することにより周囲環境の光源位置を推定する手法が多く行われている.しかし,鏡面球には様々な物体が映り込むため,光源位置のみを正確に推定することは難しい.そこで提案手法では,正方形マーカを固定する4隅の押しピンが作る影を利用し,その重心座標と影の形状から光源位置を正確に推定する手法を検討した.再現実験の結果,推定した光源位置情報を元に生成した仮想物体の影が実際の影とほぼ一致することが確認できた.
- 2011-02-12
著者
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山本 昇志
都立産技高専ものづくり工学科情報通信工学コース
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山本 昇志
東京都立産業技術高等専門学校
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小川 拓也
東京都立産業技術高等専門学校ものづくり工学科情報通信工学コース
-
山本 昇志
東京都立産業技術高等専門学校ものづくり工学科情報通信工学コース
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山本 昇志
東京都立航空工業高等専門学校電子工学科
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倉持 元陽
東京都立産業技術高等専門学校ものづくり工学科情報通信工学コース
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小川 拓也
東京都立産業技術高等専門学校 ものづくり工学科 情報通信工学コース
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山本 昇志
東京都立産業技術高等専門学校 ものづくり工学科 情報通信工学コース
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