離島で経験した劇症1型糖尿病の2例

元データ 2011-03-01

概要

背景 劇症1型糖尿病は,一見ありふれた主訴で受診することが多いが,放置すると数日で重篤な経過をたどるため,プライマリケアでの診断が特に重要である。今回われわれは専門性の高い医療設定とは限らない離島の医療機関を受診した劇症1型糖尿病の2症例を提示する。症例 症例1は49歳の男性で,腹痛が先行し,全身倦怠感を主訴に来院した。著明な高血糖ならびに尿糖,尿ケトン体を認めた。症例2は44歳の女性で,感冒様症状が先行し,口渇感と全身倦怠感を主訴に来院した。中等度の高血糖ならびに尿糖,尿ケトン体を認めた。いずれも後日,劇症1型糖尿病の診断基準を満たした。結語 劇症1型糖尿病を診断する上で,初期対応が重要である。一見common diseaseと思われても,口渇や全身倦怠感がみられた場合には,積極的に尿検査をすべきと思われた。特に,尿ケトン体の有無を確認することは有用である。

著者

中澤 晶子 自治医科大学呼吸器内科
谷口 信行 自治医科大学臨床検査医学講座
山田 俊幸 自治医科大学臨床検査医学講座
尾本 きよか 自治医科大学附属さいたま医療センター臨床検査部
河野 幹彦 自治医科大学附属さいたま医療センター臨床検査部
紺野 啓 自治医科大学 医学部 臨床検査医学
藤井 康友 自治医科大学 医学部 臨床検査医学
鯉渕 晴美 自治医科大学 医学部 臨床検査医学
紺野 啓 自治医科大学臨床検査医学
藤井 康友 自治医科大学臨床検査医学
松永 宏明 自治医科大学 臨床検査医学
松永 宏明 鹿島診療所
松永 宏明 鹿児島市立病院整形外科
鯉渕 晴美 自治医科大学臨床検査医学
尾本 きよか 常陸大宮済生会病院
尾本 きよか 自治医科大学臨床検査医学
山田 俊幸 順天堂大学 医学部小児科
山田 俊幸 自治医科大学医学部 臨床検査医学
谷口 信行 自治医科大学医学部臨床検査医学
谷口 信行 東邦大学 医学部微生物・感染症学講座
谷口 信行 自治医科大学臨床病理部
河野 幹彦 自治医科大学大宮医療センター動脈硬化代謝科講師
河野 幹彦 自治医科大学臨床検査医学
小谷 和彦 国立病院機構京都医療センター 臨床研究センター 予防医学研究室
山田 俊幸 順天堂大学医学部臨床病理学教室
山田 俊幸 順天堂大学医学部臨床病理
小谷 和彦 自治医科大学関連臨床試験グループ
山田 俊幸 自治医科大学臨床検査医学
紺野 啓 自治医科大学臨床検査医学講座
谷口 信行 自治医科大学 臨床検査医学
山田 俊幸 順天堂大学医学部臨床病理学
尾本 きよか 自治医科大学臨床検査医学教室
紺野 啓 自治医科大学
中澤 晶子 自治医科大学臨床検査医学 自治医科大学呼吸器内科学
小谷 和彦 自治医科大学臨床検査医学
石橋 和久 鹿児島赤十字病院内科
小谷 和彦 自治医科大学公衆衛生学教室
松永 宏明 自治医科大学臨床検査医学
河野 幹彦 自治医科大学附属さいたま医療センター総合医学第1臨床検査部
中澤 晶子 自治医科大学内科学講座呼吸器内科学部門
谷口 信行 自治医科大学

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