民族関係から「華」を考える : 北タイ国境における雲南系回民を事例に(<特集>移住先社会と中国のあいだで-近現代史における「華」を問う)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論は,中緬泰(中国・ビルマ・タイ)のマクロな政治的経済的変動の中で,20世紀中葉に中国から北タイに本格的に移住した雲南系回民が,チャイニーズネス/イスラームにもとづくアイデンティティの重層性を使いわけながら,雲南系漢人や在タイムスリムとのネットワーク,台湾を後ろ盾にした移民社会の再構築を行った経緯をたどり,かつホスト社会における宗教的民族的主張を展開してきた歴史的プロセスを論ずる。「華」のアイデンティティは,必ずしも中華世界への一元的な帰属性に限らず,地域的歴史的文脈において他者と差異化するための文化的指標,あるいは,漢人社会に便乗する形でその文化的資源を共有し,戦略的に利用するときに可変的に操作されるのである。
- 2011-02-25
論文 | ランダム
- 212 表面応力および表面弾性定数を考慮した半無限異方性弾性体の接触解析(OS2-3 接触・特異応力場の解析,オーガナイズドセッション:2 先進材料の強度に関する計算固体力学の応用)
- 三次元FEM固有方程式による三次元ピエゾ接合体の特異性オーダ解析
- 1525 3層3次元接合体の角部における熱残留応力の特性(J07-1 締結・接合部の力学・プロセスと信頼性評価(1) 接着・接合,ジョイントセッション,21世紀地球環境革命の機械工学:人・マイクロナノ・エネルギー・環境)
- 1211 表面応力と表面弾性定数を考慮した弾性理論による表面近傍の変形解析(S05-3 ナノ・マイクロ材料の強度・信頼性(3)ナノ・マイクロ材料の強度物性評価,21世紀地球環境革命の機械工学:人・マイクロナノ・エネルギー・環境)
- 三次元異材接合体の角部における熱残留応力の特異場の特性