AM06-27-005 有明海奥部の密度構造と残差流(有明海の流れ,一般講演)
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概要
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The formation of residual current over the Head of Ariake Sea is discussed with the field observation and numerical models. The residual current and density distribution were observed on July 15, 2005 (vertically stratified, neap tide) and November 1, 2005 (vertically homogeneous, spring tide). Applying a diagnostic model based on the MEC Ocean Model to the observed density distribution, the density current distribution was obtained. On the other hand, tidal residual current was obtained with a tide model based on the MEC Model. The residual current field was calculated by superposition of them and was compared with the observed residual current to check the accuracy of the models. The result implies that the density current may be underestimated. In the vertically stratified, neap tide condition, the contribution of tidal residual current and density current to the residual current are comparable. In the vertically homogeneous, spring tide condition, the contribution of tidal residual current is dominant. However, in the latter condition, the contribution of density current is not negligible.
- 日本流体力学会の論文
- 2006-09-05
著者
-
大串 浩一郎
佐賀大学農学部
-
速水 祐一
佐賀大学有明海総合研究プロジェクト
-
濱田 孝治
九州大学大学院総合理工学研究院
-
濱田 孝治
佐賀大学有明海総合研究プロジェクト
-
山本 浩一
佐賀大学有明海研究プロジェクト
-
濱田 孝治
九大
-
平川 隆一
佐賀大学理工学部
-
山本 浩一
山口大学工学部 社会建設工学科
-
濱田 孝治
佐賀大
-
濱田 孝治
佐大有プロ
-
速水 祐一
佐大有プロ
-
大串 浩一郎
佐大有プロ
-
山本 浩一
佐大有プロ
-
平川 隆一
佐大理工
-
濱田 孝治
佐賀大学 低平地沿岸海域研究センター
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