木製車いすの設計要素の抽出と概念設計の構築 : 木材を主素材とした車いすの設計に関する研究 第2報
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概要
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高齢者らが屋内で使用する車いすを木製化し,生活環境に相応しいものに高めようとする筆者らの試みは成形合板技術の応用によって実用化の段階に入っている。本研究はこの車いすの形態の生成過程を科学的に解明することを目的としている。本報告ではKJ発想法を用いた方法論的設計手法により木材を主素材とした車いすが具備すべき設計項目の抽出と構造モデル化を行った。それをもとに概念設計を構築し,成形合板技術を応用した設計,試作,試用評価を行い最終的に実用車いすを生成した。その車いすに設定した概念設計がどのように具体化されたか検証した結果,木製車いすの設計要素の内容が概念設計を介して実用車いすに有効に生かされたことが明らかになった。また木製車いすならではの設計要素が明らかにされ,概念設計に採用された。
- 1995-05-31
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