輪郭線形状の特徴記述とその数量化 : 空間周波数領域におけるデザイン情報形成とその応用(1)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
デザインを支援する形情報の形成や利用において,形の特徴記述やその数量化を行い,デザイン情報の検討を進めることは重要な課題である。本研究では形の特徴の客観的な記述とそれによる特徴検討および形の関係解析を行うことを目的とし,空間周波数領域における輪郭線形状(幾何学図形,文字,グラス,乗用車のサイドビュー,魚,昆虫)を対象とする情報の組織化と数量化およびそれによるデザイン支援の可能性を検討した。その結果,空間周波数領域で組織化された輪郭線形状のディジタル情報は,空間領域情報と対比することにより形の特徴記述や形の関係解析などに関する有効情報としての利用が可能になった。
- 日本デザイン学会の論文
- 1992-07-01
著者
関連論文
- テーブルウェアのデザイン開発
- 乗用車のボディ輪郭形状の数量評価 : 空間周波数領域におけるデザイン情報形成とその応用(口頭による研究発表,第39回研究発表大会)
- 輪郭線形状の特徴記述とその数量化 : 空間周波数領域におけるデザイン情報形成とその応用(1)
- 形状の類似性評価に関する研究 : 基本図形におけるバリエーションの展開(口頭による研究発表,第38回研究発表大会)
- 形状の類似性研究に関する基礎的検討(口頭による研究発表,第37回研究発表大会)
- 寄木パターンのイメージ評価(第35回研究発表大会)