日本庭園と建屋の関係研究-II : 《見えかくれ》について
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概要
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《見えかくれ》は露地作庭の技法であるが,以降に発生する廻遊式庭園や,連続的景観構成の基本的手法の1つとして多様に展開した。《見えかくれ》を露地作庭の技法のみにとらえず,建屋と庭園の相互関係における時代的変化の内にこれを求めながら,日本庭園作庭の基本的手法として定着するまでの過程を《坐って眺める-歩く-歩いて眺める》の経緯をたどって考察した。●《見えかくれ》の要因となる種々の手法を「作庭記」に見る。(寝殿造り庭園)●坐って眺める-南庭における正面-方向性の構成(禅院・書院の南庭)●坐って眺める-北庭における等質の点をつなぐ構成(禅院・書院の北庭)●庭を歩く-等質の点をつなぐ見えかくれ(露地)●歩いて眺める-異質の空間をつなぐ見えかくれ(書院+鎖の間+草庵とその庭園)●歩いて眺める-異質の小庭をつなぐ見えかくれ(廻遊式庭園)
- 1985-08-31
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