高齢者を対象とした音楽療法の実践関する一考察-プログラム例の分析を通して-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論では高齢者の音楽療法に関する文献の中から、音楽が専門でない介護職の方や家庭で高齢者を介護されている方等、広く高齢者介護に携わる方々に向けて書かれた実践書をもとに、その内容と方法を分析することを通して、高齢者の音楽療法の実践について基本的な理解を図ることを目的とした。季節ごとの特徴を踏まえた12か月分のプログラムをもとに、「各月のテーマ例」「曲目の傾向」「回想を促す話題」「活動内容(種別、効果、活動例、留意点等)」「実践者に求められること」という視点から考察を進め、介護福祉士をはじめとする身近な介護者が高齢者の音楽活動を支援していくための方法の開拓に向けて、有用な示唆を得ることができた。
著者
関連論文
- 保育現場と連動した養成校の音楽教育内容・方法のあり方(2) : 子どもの創造的な音楽活動を支える基礎技能習得をめざして
- 保育現場と連動した養成校の音楽教育内容・方法のあり方(1)基礎技能科目「幼児音楽」の授業改善とその評価検討
- 保育学生の音楽教育と子どもの音楽活動の指導援助力--本学〔高田短期大学〕学生のアンケート調査と実習経験に基づく課題検討
- 保育者の音楽的専門力量と子どもの音楽活動--本学卒業生へのアンケート調査から見る保育者の音楽基礎技術・技能の検討課題を通して
- 282 保育者に求められる音楽的専門力量形成について(I) : T短大卒業生へのアンケート調査を通して(口頭発表II(保育者の専門職性・養成9))
- 高齢者を対象とした音楽療法の実践関する一考察-プログラム例の分析を通して-
- 保育の場と連動した保育の表現技術向上について : T市保育所(園)保育士アンケート結果を基に