肝血管本幹の統計アトラス構築とその自動血管識別への応用(計算解剖学)
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概要
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肝臓内部の血管抽出を行うにおいて、門脈・肝動脈・肝静脈を自動で分類することは有用なことである。そこで我々は、肝血管の中から門脈の識別を行うべく,門脈の初期位置推定を行った.手法としては,確率アトラスにより門脈本幹部の領域推定を行い,その領域に対してのみ,血管構造抽出を行う.また,肝臓と門脈本幹部における血管中心線データから統計形状モデルを作成し,位置合わせを行うことで,門脈本幹部第一分岐点の推定を行う.これらの結果から,最適な門脈本幹部の初期位置を推定する.その結果,16症例中12症例において,適切な推定を行うことができた.この結果を基に,今後は肝静脈や肝動脈の初期位置自動推定を行い,肝血管の全自動抽出及び識別を目指す.
- 2010-08-27
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