日本人脳画像データベースの解析による正常脳老化研究
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概要
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20歳代から70歳代までの健常な日本人2,500例の脳MRI画像データベースを構築し、これを材料として脳の加齢変化の解析を行った。脳灰白質容積は20歳代からほぼ直線的に減少するが、白質容積は50歳代まで徐々に増加して、その後減少に転じた。次に平均7年間隔で二度MRIを撮像した383例の灰白質容積の変化を解析し、灰白質容積は、女性では50歳代まで男性よりゆるやかに減少することがわかった。また、脳の解剖学的標準化の手法を用いて、集団に属する多数の脳の平均的な形態を反映する"標準脳"を作成した。さらに脳局所灰白質量を指標としてグラフ理論に基づくネットワーク解析を行い、small worldnessやmodularityなどのネットワーク特性が年齢(若年、中年、老年)で異なることを明らかにした。
- 2010-08-27
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