再帰的量子中継器ネットワーク
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概要
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インターネット規模の量子中継器ネットワークは,物理技術,中継器機能および管理において不均一な性質をもつ.そのため,ネットワークを使用するために必要な古典的制御は,インターネットによるデータ転送と類似した問題に直面する.インターネットの開発中に生じた拡張性と管理に関する多くの問題は,より一貫した方式,柔軟性の改善,冗長な技術的労力の削減で解決されるであろう.量子中継器ネットワークの開発は,現在,独立したシステムを結合する際に同様な重複の危険を冒す段階にある.ここでは,現存する全ての中継器設計で使用可能な統合的枠組みを提案する.新たに出現した古典的な再帰的ネットワークの概念から発展し,データ転送重視から,より一般的な分散コンピューティング要求の枠組みへと再帰的メカニズムを拡張する,量子再帰的ネットワークアーキテクチャの概念を導入する.再帰は,独立したトランジットネットワークを単一中継ノードとして抽象化するとともに,ソフトウェアの階層化を統合し,情報隠蔽とリソース管理を改善するためにリソースのアドレスを仮想化する.本アーキテクチャは,Bell ペアとGHS, W, クラスタ状態のような基本的な分散化状態を含む任意の分散化状態を構築するために有効である.
著者
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Rodney Van
Faculty Of Environment And Information Studies Keio University
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Joe TOUCH
Information Sciences Institute, University of Southern California
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Clare HORSMAN
Shonan Fujisawa Campus, Keio University
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Joe Touch
Information Sciences Institute University Of Southern California
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Clare Horsman
Shonan Fujisawa Campus Keio University
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Van Meter
Faculty Of Environment And Information Studies Keio University
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Touch Joe
Information Sciences Institute, University of Southern California
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Horsman Clare
Shonan Fujisawa Campus, Keio University
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