近現代の村落と地域的基盤機能 : 斎藤仁氏の新論文に応えて
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概要
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近現代の村落を対象とした斎藤仁氏らの自治村落論は研究史上重要な意義を有する。このたび斎藤氏は新論文をまとめ,これまでの諸批判に理論的・実証的に応える形で自治村落論の新たな展開を図った。自治村落論への批判は主として,農林業センサスに示される大字と農業集落の一致率3割弱という事実に関わるものである。新論文では自治村落概念の拡張・修正が図られたことが最大のポイントである。その上で,初期産業組合および農事実行組合と村落との関係が論じられた。その議論の包括性と論争的性格ゆえ,村落研究を今後進めるうえで新論文は避けてことのできない意味を持つ。こうした認識から,とくに実証に関わる問題に限定して,自説を踏まえつつ村落の自治村落論の修正・新展開の当否を検討するとともに,近現代の村落とその歴史的変化をどう捉えるべきかを考察した。
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