教科の組織化を考えるために : ジェンダー視点からみた教科研究の課題(日本教科教育学会第31回全国大会(札幌大会))
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概要
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教科の組織を考える上で,教科の学習を通してどのように世界を切り取り,子どもたちにつかませるのかが問われる。その際,学習主体が社会的諸主体に分化していることをふまえ,分化と統合の問題を考える必要がある。その一つに,ジェンダー視点がある。中学生の教科に対する意識や態度には男女差があり,そこには性のステレオタイプがみられた。教科学習のジェンダー・バイアスを取り除くために,差異化されて育つ子どもが認識の違いが交流できるように,テーマ・活動・教材・方法・学習組織を見直し,教科の組織化を検討する必要がある
- 日本教科教育学会の論文
- 2006-03-10
著者
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