花壇と理科学習 : 作り,育てる学習の観点から
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概要
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理科学習における「直接経験」は,問題発見の場と知識や技能の総合の場という二つの大きな機能を持つと考えられるが,合理創造の精神の育成という理科の目標達成のためにはもちろんのこと後者の機能が充分に発揮されなければならない。そこで後者の機能がどのように理科学習で活用されてきたかを調べるバロメーターとして花壇を取り上げ,長崎市とその近郊の小学校を対象にして,その運営方法などの推移を2回の調査で明らかにした。その結果,植物の栽培は活性化の方向には進んでおらず,理科学習にも充分活用されていなかった。この原因を探ると共に,次のような改善が必要ではないかと考えた。(1)従来の単元とは別に,「作る」・「育てる」ことを目標にした単元を編成すること。(2)それらの単元は一年間にわたるものとし,他教科との連携も可能にすること。(3)教員養成段階のカリキュラムにこの視点を組み込むこと。
- 1990-10-31
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