動的リコンフィギャラブルプロセッサMuCCRA-3向け開発ツールの整備(開発環境,FPGA応用及び一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
動的リコンフィギャラブルプロセッサは,小さく単純な演算機能を持つProcessing Element (PE)をアレイ状に並べ,命令と接続を瞬時に切り替えながら演算を進めることで,比較的小さなハードウエアで,効率のよい演算を行うことができるプロセッサである.これらのプロセッサを様々な分野で利用するためには,動作するアプリケーションの開発環境を整備することが非常に重要である.我々はこの目的のためにリターゲッタブルコンパイラ『Black Diamond』を開発してきたが,コンパイラ自体の拡張性に問題があった.そこで本報告では,現在研究を進めている動的リコンフィギャラブルプロセッサ『MuCCRA-3』を対象とした,アセンブラ言語をインターフェースとする構成情報生成用ツールについて述べる.
- 2010-01-19
著者
-
天野 英晴
慶應義塾大学大学院理工学研究科
-
天野 英晴
慶應義塾大学
-
弘中 和衛
慶應義塾大学情報工学科
-
天野 英晴
慶應義塾大学理工学部
-
弘中 和衛
東海大学情報理工学部
-
西村 克信
東海大学情報理工学部
-
天野 英晴
慶應義塾大学 理工学部
関連論文
- MIPS R3000プロセッサにおける細粒度動的スリープ制御の実装と評価(計算機システム)
- 5K-7 省電力MIPSプロセッサコア評価のための計算機システムのFPGAによる試作(マルチスレッドと省電力,学生セッション,アーキテクチャ)
- FPGAアレイCubeを用いたレーベンシュタイン距離計算の性能評価(応用1)
- グラフィックプロセッサを用いた自己組織化マップの実装と評価(GPU,「ハイパフォーマンスコンピューティングとアーキテクチャの評価」に関する北海道ワークショップ(HOKKE-2009))
- グラフィックプロセッサを用いた自己組織化マップの実装と評価(GPU,「ハイパフォーマンスコンピューティングとアーキテクチャの評価」に関する北海道ワークショップ(HOKKE-2009))
- ClearSpeed製SIMD型マルチコアプロセッサにおける並列アプリケーション実行時間予測手法の検討(ARC-3 : 性能評価およびモデリング,2007年並列/分散/協調処理に関する『旭川』サマー・ワークショップ(SWoPP旭川2007))
- ClearSpeed製コプロセッサの並列ベンチマークによる性能評価と性能向上手法の提案(プロセッサ・アーキテクチャ(2),「ハイパフォーマンスコンピューティングとアーキテクチャの評価」に関する北海道ワークショップ(HOKKE-2007))
- Cell Broadband Engineを用いたスレッド仮想化環境の提案 (コンピュータシステム)
- メモリ周りに制約を有するMPUにおけるプリフェッチ機能付メモリモジュールの意義(メモリシステム,「ハイパフォーマンスコンピューティングとアーキテクチャの評価」に関する北海道ワークショップ(HOKKE-2006))
- メモリ周りに制約を有するMPUにおけるプリフェッチ機能付メモリモジュールの意義(メモリシステム, 「ハイパフォーマンスコンピューティングとアーキテクチャの評価」に関する北海道ワークショップ(HOKKE-2006))