ADCPによる測流データからの潮流の推定法
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概要
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ADCPによる離散的な測流データを解析して潮流を求める方法を提案した.この方法は,観測点の潮流と基準点の潮流の振幅の比と位相差を最小自乗法によって求めるものである.この方法を,愛媛県水産試験場によって1985年以来毎月一回得られている豊後水道の測流データに適用した.解析結果は既存の資料から推定された潮流とよく一致し,この方法が有効であることが示された.
- 日本海洋学会の論文
- 1991-08-31
著者
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- 松田義弘著, 「マングローブ環境物理学」, 東海大学出版会, 2011年4月刊行, A5版, 378ページ, 本体定価5,200円+税(記事)