相模湾における海水振動(I) : 超音波式流速計による平塚沖の観測
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概要
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平塚沖の波浪観測塔において,1/60c.p.m.〜1c.p.m.の周波数帯を対象にして,底層及び表層の水平流速及び水位の測定を行った.水位及び底層流速変動は,周波数8/80〜10/80c.p.m.にスペクトルピークを持ち,そのレベルは変化するが,全期間を通じてこの周波数域の振動が見られた.これは,長波によるものと推定される.底層及び表層流速のスペクトル密度分布は,周期8/80〜10/80c.p.m.より高周波域では,-5/3乗則によく一致している.全エネルギーは,E-W成分よりN-S成分,底層より表層の場合が高い.
- 日本海洋学会の論文
- 1974-02-28
著者
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