ユビキタスセンサによる電力の見える化システムに関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
我が国における最終エネルギー消費量は年々増加の一途を辿っており,特に民生家庭部門のエネルギー消費は 1990 年度から 2003 年度にかけて約 30% 増加している.そのため家庭における省エネが重要な課題となっており,家庭内での省エネの促進・支援するシステムが有用であると考えられる.そこで本研究では,ユビキタスセンサを活用した省エネ支援システムの提案を行った.空間内に設置された様々なセンサからエネルギー消費にかかわる人の行動を検出し削減可能なエネルギーを算出,これを金額換算し提示する 「ECO 貯金」 システムと,現在の電力消費をアンビエントに知らせる消費電力可視化システムを開発した.評価実験として省エネ意識改善の効果があるかアンケート調査を行い,本システムの有用性を確かめた.
- 2010-07-08
著者
-
中内 靖
筑波大学大学院システム情報工学研究科知能機能システム専攻
-
中内 靖
筑波大学大学院システム情報工学研究科
-
中内 靖
筑波大学大学院 システム情報工学研究科
-
小林 敬介
筑波大学大学院システム情報工学研究科
-
塚原 みな
株式会社リコー
-
徳舛 彰
株式会社デンソー
-
奥山 弘祐
筑波大学大学院システム情報工学研究科
-
齋藤 孝平
筑波大学大学院システム情報工学研究科
関連論文
- 3.料理を作る(生活に役立つメディア処理-料理行動を科学する-)
- ユビキタスセンサによるホームオートメーションシステム(行動計測とユビキタス,ユビキタス環境がもたらす未来図)
- 環境知能化による行動認識とロボットによる支援(ロボットとコミュニケーション及び一般)
- 自律移動ロボットとタッチパネルを利用した調理作業支援システム(機械力学,計測,自動制御)
- 2A1-N-052 自律移動ロボットとタッチパネルディスプレイを利用した調理作業支援システムに関する研究(空間知能化1,生活を支援するロボメカ技術のメガインテグレーション)
- 人の時系列的行動パターンの認識と行動支援に関する研究(人間機械協調2)
- ユビキタスセンサによる独居高齢者見守りシステム(機械力学,計測,自動制御)
- ユビキタスセンサによる電力の見える化システムに関する研究
- ユビキタスセンサによる電力の見える化システムに関する研究 (ユビキタス・センサネットワーク)
- 論文特集号「レスキュー工学とシステムインテグレーション」巻頭言
- 安心ランドセルで子供を守る : 3軸加速度センサによる Support Vector Machine を利用した行動認識
- 2A2-H08 ユーザの調理スキルを考慮した調理支援システムに関する研究
- 2P1-H02 作業の時系列的な順序関係を利用した支援システムの開発(空間知)
- 空間知におけるセマンティック行動認識
- RSSの利用による高齢者向け発話システムの研究(クラウドで始まる新たなネットワークロボット)
- 2A2-J10 ユビキタスセンサと万能リモコンによる行動記録システムの開発(空間知)
- 2P1-E08 ユビキタスセンサと機械学習による調理作業認識システムの構築
- 2P1-J13 独居高齢者見守りシステムのための存在領域認識手法の提案(空間知)
- 2P1-K03 電力消費の可視化により省エネのノウハウを共有する省エネSNSの提案(空間知)