システムモデルによる機密性評価手法の提案
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概要
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IT 技術の発展に伴い,機密情報の漏洩などのセキュリティ事故が多発している.このような事態を未然に防ぐためには,システムの設計段階で機密性を検証する必要がある.しかし,システムの大規模化・複雑化に伴い,IT システムの開発工数は増大しているため,できるだけ効率的な検証を行うことが望まれる.このような課題を解決するためには,あらかじめシステムをモデル化して,そのモデルを評価しておくことが有効であると考えられる.本稿では,統一モデリング言語 (UML) をベースにしたシステムの設計図に対して,機密性に関する情報を表す属性を付与することで,機密性を評価するためのモデルを構築する手法を提案する.このモデルを用いることにより,システムの設計段階において,機密性を見積もることが可能となる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2010-02-25
著者
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伊豆倉 さやか
NECサービスプラットフォーム研究所
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榊 啓
NECサービスプラットフォーム研究所
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矢野尾 一男
NECサービスプラットフォーム研究所
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榊 啓
日本電気株式会社サービスプラットフォーム研究所
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矢野尾 一男
日本電気株式会社サービスプラットフォーム研究所
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