日本の公共図書館の生産関数の推定
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究の目的は,公共図書館の生産関数の形を明らかにすることである。生産関数という用語が示しているように,このような研究は,図書館の経済学の1トピックである。1993年度の関東1都6県の公共図書館に対して,それぞれ生産関数の推定を行っている。生産関数の形式としては,CES生産関数モデル,Box-Cox変換推定モデル,対数線形型モデル,コブ・ダグラス型生産関数モデルを採用し,推定を行った。その結果,多くの場合は対数線形型モデルがもっともデータの当てはめが良好であることが明らかになった。
- 日本図書館研究会の論文
- 2001-03-01
著者
関連論文
- 公共図書館の効率性の評価と包絡分析法
- 日本の公共図書館の生産関数の推定
- 公共図書館活動の都道府県格差の1990年代における年次変動
- 韓国経済のCGE分析 (山谷恵俊教授記念号)
- 公共図書館の貸出関数の実証的分析
- 都道府県立図書館の活動指標と利用要因の間の因果関係に関する実証的分析 ()
- 情報産業連関表の分析
- 情報化の計測について
- 図書館情報大学卒業生の勤労意識について