自動車排気音を用いたエンジン回転数検出の検討 : 改善アルゴリズムの検討
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概要
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自動車の近接排気騒音測定ではクラッチの中立状態において,エンジンを所定の回転数に数秒間維持した状態から,急速にアクセルをオフしアイドリング状態になるまでの騒音レベルの最大値を測定しなければならず,通常は騒音計の他にエンジンの回転数を検出する装置が必要となる.本報告は自動車の排気騒音からエンジン回転数を検出する手法に関するものである.過去に排気音に含まれる周波数成分の1次成分のみを抽出し,追跡することでエンジン回転数を検出する方法を試みた.今回はさらに1次成分と2次成分を検出し,よりエネルギーの大きい成分を採用することによりエンジン回転数の検出性能の向上について検討したので,その結果を報告する.
- 2010-07-09
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