いずみ霊園アートワーク : アートプロジェクトにおける作家およびアートプロデューサー、コーディネーターと地場産業の協働
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概要
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本稿は、2003年5月に大阪府和泉市に新設された『いずみ霊園/コミュニティ施設』に計画されたアートワークについて述べたものである。アートワークは、ガラス作家趙慶姫と地場産業のコラボレーションによって実現された。計画を推進するに当たり、アートプロデューサー、コーディネーターがプロジェクト全体に関わっている。作品は地元ガラス工場生産の色ガラス棒を素材に用いて、その豊富な色彩と透明感、線状の形態を生かした構成で光を感じる空間を意図している。ここではまず、1で和泉市の地理性・歴史性の中から発展した地場産業の背景に触れ、作品が計画されるに至った経緯に関してアートをプロデュースした側から報告する。次に2で作家側から制作過程に沿って、地元ガラス工芸の特色を生かしつつ自身の作品へとそれを取り込み展開していく上での工夫と困難を述べていく。最後に3で、地元産業を巻き込んだ環境アートの抱える困難とその意義について両者の立場から考察を試みる。
- 2003-10-22
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