大カフカス山地におけるPieris属の種間関係
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概要
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(1)大カフカス山脈とその北方低地帯におけるPieris属の二つのtaxa,caucasicaとsuffusaの分類学上の階位について考察した. (2)調査地域において,taxon caucasicaは大カフカス山脈の渓谷地帯に限られた分布を示すが,taxon suffusaは上記の渓谷のみではなく,この山脈北側の低地帯にも広く分布する. (3)二つのtaxaは翅形,翅斑,鱗粉や♂交尾器などの形態的特徴がたがいに異なり,また両者の混生地では生活史や行動様式などの生態的特徴に明らかな差が見られる. (4)二つのtaxaはたがいに独立した別種と考えられ,学名と和名はつぎのようになる.Pieris bryoniae caucasica Lorcovic,1968.ヤマスジグロチョウP.pseudorapae suffusa Sheljuzko,1931.ニセモンシロチョウ
- 2010-10-13
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