空調設備の消費エネルギ : 第2報-要因効果と簡易計算モデル
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概要
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本論文は第1報で述べた空調設備の消費エネルギに関するいろいろな特性値の分散分析の結果から,各有意要因の効果の推定と,いろいろな特性値の簡易計算モデルの確立の可能性について報告したものである.F検定の結果,有意差のある因子間交互作用は意外と少数組であることが判明し,熱源方式・ペリメータ空調方式・運転スケジュール・室内設定温湿度などが,有意要因の主要なものであった.簡易計算モデルは,10回前後の加減算により各特性値を容易に求めることができ,各特性値について略算値と精解値の誤差は約5%以内であり,年間エネルギ消費量については約2.5%以内であった.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1978-10-25
著者
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