同心二重管の内管から環状部への流れに関する研究 : 第1報-損失ヘッド
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
同心二重管は,反動式流量計や化学反応塔などに使われている.二重管の内管出口から環状部入口への領域において,曲り流れによって生じるエネルギ損失を知ることは大切である.本論文で,同心二重管についての実験データ,すなわち二重管の内管出口から環状部入口への流れによる損失ヘッドについて述べる.それはレイノルズ数(Re=4.2×10^3〜3.5×10^4),内管と環状部の面積比(m=1.05〜∞)に対して内管出口から外管の底までの無次元すきま長さ比(ξ=0.125〜50.0)で与えられる.すきま長さ比の損失係数に対する影響は,m≦1.54,1.88≦m≦2.26とm≧3.74のいずれかに属することによって大きく三つに分けられる.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1986-06-25
著者
関連論文
- 同心二重管端部での曲がり流れに関する研究 : 損失ヘッドと流れの可能性 : 流体工学,流体機械
- 同心二重管の環状部から内管への流れに関する研究 : 損失ヘッドとその軽減
- 同心二重管の内管から環状部への流れに関する研究 : 損失ヘッドと流の可視化
- 同心二重管の環状部から内管への流れに関する研究 : 第1報, 損失ヘッドと流への可視化〔流体工学, 流体機械〕
- 同心二重管の内管から環状部への流れに関する研究 : 流れの可視化と損失ヘッド
- 同心二重管の内管から環状部への流れに関する研究 : 第1報-損失ヘッド