建物熱負荷計算のための気象データの標準化に関する研究 : 第2報-日照時間による月平均日射量の近似
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概要
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第1報に引き続き,本報では月平均日射量と日照時間・積雪日数との関係を統計的に検討したものである.本報の前半は,日本全国の可照時間月平均値と大気がない場合の水平面日射量の月平均値の近似法に関するものであり,24〜46°N,1960〜2000年において良好な近似値が得られる.後半では,全国66気象台官署の月平均日射量を,日照時間と積雪日数を用いて近似する回帰式を求めているが,この回帰式には,各官署の地域性を考慮するための修正係数を組み込んでいる.この修正係数は,長期間には不連続に変動する傾向があり,全天日射計の取替えとも密接に関係することが明らかになった.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1981-02-25
著者
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