工科系大学におけるPBL型専門的キャリア教育(知的財産,一般)

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概要

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大学におけるキャリア教育の必要性が強く認識されるようになり、多くの大学で取り組まれている。これは、学生に対して、早期に社会全体に広く目を向けさせ、社会との係わりで自己の目標を明確にし、その実現への努力の必要性に気付かせ、専門能力を身に付け社会に貢献できる社会人基礎力/人間力を養成することが狙いである。大学教育では、単なる専門知識を修得させるだけではなく、職業的実践力の育成が重要である。これにより、将来の職業的意義を自己実現と併せて再認識することになり、教育効果を高めることに繋がる。工科系大学のカリキュラムは、従来は技術者として必要な専門知識の修得に主眼が置かれ、技術者としての技術者力/エンジニアリングデザイン能力の養成機能が等閑にされていた。本報告では、電気通信大学で行っているキャリア教育の概要を、主に、技術者力養成に力点を置いたPEL(Project Based Learning)手法を用いた専門的キャリア教育を中心にして述べる。
2010-05-21

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