メッシュフリー粒子法における差分公式の打ち切り誤差解析(理論)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
MPS法やSPH法などのメッシュフリー粒子法は,煩雑なメッシュ生成が不要で領域形状の変化に柔軟に対応出来るため,近年非常に発展を遂げ,理工学の強力なツールとして確立されて来ている.その一方で,偏微分方程式の離散化手法として見たとき,その精度についての数学的な誤差解析はいくつかの限られた場合に得られているだけである.本論文では,重み関数を用いたメッシュフリー粒子法,特にMPS法において使われる勾配差分演算子の打ち切り誤差について,その数学的評価を試みる.
- 2010-09-25
著者
関連論文
- メッシュフリー粒子法における差分公式の打ち切り誤差解析(理論)
- Phase field model of mode III-type crack evolution and its energy estimation (Recent Developments of Numerical Analysis and Numerical Computation Algorithms)
- 速い移流を持つSturm-Liouville問題の第1固有値の精密な漸近挙動
- 亀裂進展に伴うエネルギー解放率の数学解析に関する再考察(理論,特異性をもつ連続体力学,平成18年研究部会連合発表会)
- 数値解析チュートリアル2004
- 界面ダイナミクスを再現する数値解析法の開発と実験分野への応用についてII(学術会合報告)
- Hele-Shaw移動境界問題の数理(応用解析チュートリアル,講義ノート)
- A level set method using the signed distance function (Numerical Solution of Partial Differential Equations and Related Topics)
- 移動境界問題の数値解析
- 境界追跡法による移動境界問題の数値解析 (特集 数値解析:新手法の開発と進展)