実験室における急崖に作用する砕波の攻撃力分布
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
岩石海岸は,波の攻撃力が岩石の抵抗力を上回ったときにはじめて侵食され,その結果,地形変化が生じる.今まで波の攻撃力に関する研究はあまり進んでおらず,特にその分布についての仕事は皆無であった.ここでは,海食崖の侵食に関する既往の造波水路実験データを解析して,急崖に作用する砕波が持つ攻撃力の垂直分布を調べた.その結果,最大の攻撃力は静水面上0.3H_b(H_b:砕波波高)の高度に発生し,攻撃力はそこから上方および下方に向かって指数関数的に減少するが,上方への減少の程度が緩いことがわかった(Fig.5).大きな攻撃力が生じる高度帯(静水面付近から少々上の領域)では波の圧力が,ここより上方の領域ではせん断力が卓越する,と考えられる.
- 2010-07-25
論文 | ランダム
- 44. ツベルクリン感受性伝達因子に関する研究 : 動物におけるツベルクリン・アレルギーのTransfer Factorの証明(第14回日本アレルギー学会総会)
- M蛋白血症 (電気泳動法を用いる検査とその意義) -- (免疫グロブリン異常)
- 大食細胞遊送に対する抗原抗体複合物の影響
- RAW現像で拡がる写真と撮影の可能性
- P-1-504 Pseudo Meigs'症候群の症状を呈した急性腹症の2例(小腸・大腸 急性腹症3,一般演題(ポスター),第63回日本消化器外科学会総会)