年齢別疾病死亡指数の変化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
疾病別の死亡指数が成人期以降,年齢とともに低下することはよく経験される。悪性新生物の入院時年齢別の死亡指数を調べたところ指数関数的に減少した。標準体(母集団)の死亡指数の分布において,成人期以降,年齢とともにその分散は小さくなるが,その分布の中で疾病の死亡指数は年齢によらず偏差値が一定のところに位置すると仮定すると,疾病の超過死亡指数は母集団の死亡率(標準死亡率)の平方根に反比例して小さくなり,年齢による変化をうまく説明できる。この仮説のもと,超過死亡指数の年齢による変化をシミュレーションした。
- 2010-06-17
著者
関連論文
- 年齢別疾病死亡指数の変化
- 疾病入院後の生存時間解析 : 死亡指数の連続的時間変化
- 入院件数別病名数の分布 : べき乗分布について
- 遺伝子検査と生命保険
- 死亡指数の不均等な集団の平均死亡指数の推移--逓減性危険と死亡指数の不均等
- 血圧値別・検尿値別・保険年度別死亡指数の検討