Hypomecis tetragonata(Walker)(シャクガ科エダシャク亜科)の知見と東南アジア産の1近似種の記載
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概要
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BorneoからMacaria属として記載されたtetragonata Walkerは,翅全体が黄褐色から褐色で,Hypomecis属とはかなり異質な感じを与えるが,雄交尾器の特徴が一致することから,現在は同属の一員として扱われている(Holloway,1994).私もその取り扱いを支持するが,このほど,"tetragonata"の中に2種混じていることが判明し,関連するタイプ標本を調査した結果,近似の未記載種であるとの結論を得たので,新種として記載するとともに,tetragonataとの異同を明らかにした.Hypomecis norikoae Sato(新種)現在までにLaos,Thailand,P.Malaysia Sumatra,Borneoから採集されている.
- 日本鱗翅学会の論文
- 2004-03-20
日本鱗翅学会 | 論文
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