ヒマラヤ産Ctenognophos属(シャクガ科エダシャク亜科)の2新種
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概要
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Ctenognophos eolaria(Guenee)(属のタイプ種)に近縁の2種を新種として記載するとともに,C.paerlita(Butler)をNepalから初めて記録した.また,同定確認のために調査した5種のタイプ標本を図示した.C.fuscobrunnea Sato Warren(1896)によって,Catascia eolaria ab.fuscobrunneaとして記載されたが,国際動物命名規約(条45.6.2)により無効である.あらためて,Warrenの記載の基になったAssam産の♂をホロタイプに指定し,新種として記載した.India(Assam,Sikkim)とNepalに分布.C.yoshimotorum Sato吉本浩・恵美子夫妻によって1982年8月に採集された標本に基づいて記載した.Kashmirに分布.
- 日本鱗翅学会の論文
- 2003-09-30
日本鱗翅学会 | 論文
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