東南アジア島嶼のシジミチョウ科の新知見
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
主としてアムステルダム大学動物学博物館に所蔵される標本に基いて,スラウェシからニューギニア地域のシジミチョウ科の新知見を報告した.本文で新種および新亜種として記載したタクサは次の通りである.Hypochrysops pyrodes sp.n.(スラウェシ北部)Philiris ziska halmaheira ssp.n.(ハルマヘラ)Philiris intensa ilioides ssp.n.(ブル島)Paraduba mastrigti sp.n.(イリアンジャヤ)Paraduba metriodes transvestita ssp.n.(イリアンジャヤ)Jamides seminiger vanlithi ssp.n.(ケイ島)Monodontides chapmani sp.n.(ブル島)本文ではフローレス産のTajuria discalis floresica Murayamaの♂を初めて図示,記載した.また,Logania marmorata Moore,Allotinus macassarensis(Holland),Udara serangana Eliot&Kawazoe,Famegana alsulus(Herrich-Schaffer)について新産地を記録した.
- 日本鱗翅学会の論文
- 2003-03-30
日本鱗翅学会 | 論文
- オオルリシジミの発生に及ぼす放牧圧の影響
- 日本鱗翅学会60年史(上) : 1945(昭和20年)〜1966(昭和41年)
- 緒方さんの思い出(緒方正美先生追悼特集)
- 私と鱗翅学会50年(日本鱗翅学会50周年特集(1))
- 「やどりが」誕生のころ(世界に躍進する日本鱗翅学会)