Amplypterus panopusの地理的変異について
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概要
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Amplypterus panopus(Cramer)はインドから中国大陸,東南アジアに広く分布する大型のスズメガで,原名亜種のほかsubsp.celebensis(Rothschild&Jordan)(スラウェシ)とsubsp.mindanaoensis Inoue(フィリピン)の3亜種が知られていたが,本文でsubsp.seramensis Inoue(セラム島)という新亜種を記載し,それぞれの特徴を述べた.今のところ分布の東限はセラム島だが,大英自然史博物館にはニューギニアというラベルのついた古い標本が一つある.斑紋の特徴が原名亜種とそっくりだしラベルに信用が置けないので,この標本のデータは採用しなかった.
- 日本鱗翅学会の論文
- 1999-01-20
日本鱗翅学会 | 論文
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