分布値データに対する階層的シンボリッククラスタリングについて
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概要
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シンボリックデータ解析(SDA)は,大規模で複雑化した現代社会におけるデータを解析するための新たなアプローチであり,1980年代後半にDidayによって提案された.従来のデータ解析は各個体を対象とし,1つ以上の数値またはカテゴリ値で記述されている場合を想定している.これに対しSDAでは各個体の集まりが解析対象であり,区間,分布などをデータ記述方法として想定する.これまでにSDAの枠組みで提案されたクラスタカング手法の大部分は,区間で記述されたデータを対象としており,他のデータに対する手法の研究はほとんどない.本論文では対象データが分布で表わされている場合のシンボリッククラスタリング手法を提案し,数値実験によりその有効性を検証する.
- 2010-05-12
著者
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片山 琴絵
北海道大学大学院情報科学研究科
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南 弘征
北海道大学情報基盤センター
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水田 正弘
北海道大学情報基盤センター
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Mizuta Masahiro
Information Initiative Center Hokkaido University
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水田 正弘
北海道大学・情報基盤センター
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南 弘征
北海道大学情報基盤センター情報ネットワーク研究部門
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南 弘征
北海道大学工学部情報図形科学講座
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水田 正弘
北海道大学
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