デュロテップ®MTパッチ2.1mgの処方状況調査
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概要
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フェンタニルパッチの既存製剤はモルヒネからの切り替えしかできないことと最小規格でもフェンタニル含有量が多く低用量モルヒネからの切り替えが難しいなどの課題があった。これらを解決した新製剤(デュロテップ®MTパッチ)が発売され,その最小規格(既存製剤の半量)の処方動向を三田病院で調査した。1年間で122件の処方があり,先行オピオイドはモルヒネ8件,オキシコドン42件,フェンタニル9件であった。63件で先行オピオイドがなく,経口困難などの患者によってはQOL向上に不可欠であった場合も考えられた。疼痛緩和における薬の適正使用は薬剤師の使命であり,今後の使用動向や適正使用に向けた情報提供を積極的に行っていく必要がある。
- 2010-07-31
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