2110 見積り精度向上のためのファンクションポイント法適用の考察(一般セッション)
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概要
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ソフトウェア開発プロジェクトにおいて,システム規模を適切に見積ることはプロジェクトを成功裡に完遂させるための重要な要素の1つである.しかし,SEの勘と経験による見積りは,実績と大きな差異が発生する場合が多々ある.この差異を少なくするためには客観的な見積り手法が必要であるが,そのうちの1つとしてファンクションポイント(FP)法がある.FP法によるプロジェクト規模の測定結果を,実績値により近づけるためには何が必要なのかについて,筆者らは検証と考察を実施した.製造業の数プロジェクトに対し,プロジェクト完了段階でのFP法によるシステム規模の測定を実施し,完了段階におけるFP法の測定精度を算出した.また,特定プロジェクトにおいては,プロジェクトの進捗に合わせて,見積り段階から完了段階までの間に,何度かシステムのFP値の測定を実施し測定結果を検証した.その結果,見積り精度を向上させるための検証方法を確立し,FP法によって測定した結果を実績値に近づけるための係数の算出を行った.
- 2008-03-14
著者
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藤原 良一
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
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武井 博
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
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赤羽根 亮子
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
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赤羽根 亮子
三菱電機インフォメーションシステムズ
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荒牧 勲
株式会社栗菱コンピューターズ
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藤原 良一
三菱電機インフォメーションシステムズ
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