数値気象情報による発電量予測を伴う太陽光発電-PEFC複合マイクログリッドの運用計画
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概要
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太陽光発電を伴う燃料電池マイクログリッドは,温室効果ガスの排出削減に有効であると考えられる。ただし,太陽光発電の不安定出力を考慮した,運用最適化のための制御技術が必要である。そこで本稿では,通信回線などを通して得られる数値気象情報を使って,マイクログリッドの運用を最適化するアルゴリズムを開発する。本研究では,燃料消費量の最小化目的を伴うGA(遺伝的アルゴリズム)による運用計画のアルゴリズムを開発した。さらに,数値気象情報と実際の気象の誤差の大きさと,運用計画および燃料消費量の違いについて明らかにした。数値気象情報を用いた運用最適化は,従来方法と比べておよそ1割の燃料消費量を削減できることがわかった。
- 2010-01-05
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