中国人留学生の学習意欲の変化に影響を及ぼす要因
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概要
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本研究では因子分析と共分散構造分析を用いた多母集団同時分析を通して、中国人留学生の学習意欲の変化に影響を及ぼす要因を明らかにすることである。まず因子分析により因子を抽出し、次にその因子を共分散構造分析の観測変数として潜在変数と共に因果モデルを構築して分析を行った。その結果、潜在変数である「不安感」と「達成感」は「学習意欲」に影響及ぼす要因であり、留学生の滞在期間の長期化に伴い、学習意欲も変化することがわかった。さらに、「不安感」や「達成感」の内、パス係数の値が下がった観測変数をコントロールすることで、「学習意欲」の維持あるいは向上を図ることができるとの結果を得た。
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