学生は「日本教育実習」から何を学んだか
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概要
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本稿は、「日本語教師養成プログラム」の2009年度の「日本語教育実習」において、受講学生が何を感じ、何を学んだかをまとめることにより、副専攻レベルでかつ日本人学生と留学生の混在する「日本語教育実習」のあり方を検討する第一段階である。検討の結果、日本人学生・留学生の学びとして、「教師」や「教えること」についての学びとともに、日本語ネイティブである日本人学生は日本語を教える難しさを感じた一方、留学生は自らが日本語学習者であった経験をもとにすればさほど困難は感じていないことがわかった。また、留学生は、日本語を教えることが母国語を見つめなおす機会ともなっていることがわかった。
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