デカルト=ベークマン往復書簡考・下
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿はデカルトとベークマンの往復書簡(1630-34年)への翻訳・注解である.その解題として,この時期の二人の状況,関連年表,書簡の内容とその解釈を記した.すなわち,1630年の2通には,デカルトの『音楽提要』は自分の教示によるものとベークマンが自慢したことに対して,前者の激烈な批判が展開されている.だが,かりに後者が本当に自慢したとしても,公平に見てデカルトがベークマンに負うところは大きい.デカルトは誇り高い人であったにせよ,先学に対して節度を越えた言いすぎがあったとしなければならない,と解した.
- 2010-03-31
論文 | ランダム
- Extremely periodic pulsating aurora observed near L=6: A new type pulsating aurora
- テ-ラ-展開による構造物の安定と特異点での挙動についての一解析〔英文〕
- 直線変化するモ-メントを受ける薄肉断面部材の幾何剛性行列〔英文〕
- "超過確率に基づく構造設計の確率論的基礎(英文)"への討議(西野文雄,佐藤尚次,長谷川彰夫,井上純三著,本誌350号,1984年10月掲載)
- 超過確率に基づく構造設計の確率論的基礎〔英文〕