アイデンティティー論争から見えてきた化学の深層構造:Science of Chemistry の前提と課題
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概要
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-47-名古屋文理大学紀要 第10号(2010)アイデンティティー論争から見えてきた化学の深層構造:Science of Chemistry の前提と課題The Philosophical Premises of the Science of Chemistry, Deduced from theDisputes on Academic Identity of Chemistry落合 洋文Hirofumi OCHIAI化学は実験事実から分子論的なメカニズムを推しはかる.このために,化学結合,原子価,不斉炭素原子など,他の科学にはない固有の概念=推論道具を用いる.推論道具は化学的な知識の性格を知るための手がかりとなるものであり,歴史的ならびに哲学的な研究の対象である.化学の学問的フロンティアが急激に拡大し,新たな事実の発見に推論道具の進歩が追いつかなくなったために,今日,アイデンティティーの危機と呼ばれる状況が生じている.推論道具の観点からScienceof Chemistry の原点を確認する必要がある.
- 2010-03-31
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