多目的遺伝的アルゴリズムによる段ボール箱製造スケジューリング問題の解法
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概要
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段ボール箱製造スケジューリング問題は,印刷時の版下取替のための段取替時間最小化と裁断時の総ロス最小化の二つの評価基準を持つ多目的組合せ最適化問題として定式化される.多目的最適化問題の解であるパレート最適解の集合を,従来の重み付け評価基準を反復的に最適化することによって求める方法は実用的ではない.本研究では,多目的遺伝的アルゴリズムを用いて段ボール箱製造スケジューリング問題のパレート最適解集合を効率的に求める方法を提案する.提案法は,一度に複数のパレート最適解候補を効率的に探索することが可能である.数値実験により提案法の有効性を検証した.
- 2005-06-15
著者
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- 中国四国支部